簿記とは、金の流動を帳簿で見るものです。
その帳簿を見る事によって、企業や事業者の活動が目で見て把握できるという記録です。この記録を正確につけることが、今の日本の法律で求められており、違反者には厳しい処罰があるため、正確な学習が必要となります。
ここからは細分の授業になりますので紹介テキストで学習して頂きますが、大切な事は、入ってきたお金と、出たお金を見る事です。この2つはいずれの問題でも基本となっており、そのふりわけをどこにするのかという問題が主に3級までですが、2級になると、複雑な商取引の問題になってきますので、これは非常に忘れやすいです。実際の企業に入ってから、その企業のやり方で覚えていくものですから、実際は3級~2級の間の習熟力が必要になりますが、1級はほぼ要らないのですが、国会や内閣等に入る方は更に高度な知識が必要となりますので、いきなり入った方が良いでしょう。
基本的には3級までは誰でも学習するものですが、2級に関しては疑義が出る所です。1級に関しては実務上その問題でやっていっていいのかな?と思う所です。
そこで、どこまでやるかはご自身のお勤めになる企業のやり方がどうなのか、また、管轄の税務署のやり方でも、少し違いますので、地方によって分かれる所で一括にこうだという事は言えません。しかし、大切な事は、必ず入出金明細をつけていくという事です。財布に入れたら当然悪いですし、横領罪になります。そこで、きちんと、自己解釈ではなく、税務署にその都度聞いて、帳簿をつける癖をつけましょう。
一番悪いのは、よくわかっていない人が作った帳簿記載のプログラムで、よくわからないのに進めて帳簿をつけていく事です。必ず税務署に聞いて、できるだけ窓口まで行って、相談をして、その回答通りにつけていく事です。それが管轄税務署のやり方になりますので。これが一番正しい簿記のやり方です。実務上大切な裏ノウハウです。簿記の問題集だけでの学習では細部は分かりませんので。基本的な所だけわかっても実務上仕方ないので、実務が分かっていれば、そのために学習する簿記ですから、大原専門学校で教える講師になる事が目的ではないのなら、教科書的なスタンスとは別に、自営の方それぞれの境遇がありますので、その境遇に最も適した簿記のやり方が望ましく、それには3級までは基礎ですが、2級はどうか疑わしいです。工業とか商業とかそんな分類にも入らない日本社会の現在のアベノミクスの事情がありますので、こういう分類も必要で分かれていますが、現社会の経済体系に合った簿記の試験内容になる事が必要と案じられますが、そこはそこで別の問題として把握しておいて下さい。
推奨する学習テキストは
TACの日商簿記3級 のテキストです。
テキストの方がわかりやすいのでお勧めです。一応1冊だけでもいいです。
問題集も解いて、日商簿記3級を受ける事がポイントです。
そのまま税務署に出してOKされる簿記が一番優秀です。つけ方は年度が替わると少し変わりますので。これは法制度とリンクしてますので。